なんと、あのダート界の王者である、カネヒキリが引退となりました。
2度の優秀ダートホースに選ばれたのですが、
今後は種牡馬になって、いい馬を出してくださいね。
ありがとう、カネヒキリ!
日刊スポーツより抜粋↓
幾度となく奇跡の復活を遂げたG1・7勝馬カネヒキリ(牡8、栗東・角居)が引退することになった。5日、角居勝彦師(46)が明らかにした。今後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬生活に入る予定。
前走のブリーダーズGC2着後は函館で調整され秋のG1戦線を目指していたが、古傷の右前とは逆の左前脚に屈腱(けん)炎を発症。オーナーと協議した結果、現役生活にピリオドを打つことが決まった。角居師は「左前も(屈腱炎に)なってしまい、右脚の手術をした所とは違う個所も痛めてしまった。年齢的なものもあると思うが、歴史をつくってくれた馬。これ以上走らせてもかわいそうなので」と話した。07年に屈けん炎を患った際には幹細胞移植を敢行。その後、2回目のJCダート制覇など競走馬の未来に大きな革命を起こしてきた。「種馬になれることになったし、何よりこの馬にはあきらめないことを教えてもらいました」とたたえた。
通算成績23戦12勝。主な勝ちクラには05年のジャパンダートダービー(統一G1)、06年のフェブラリーS(G1)、05、08年のJCダート(G1)などがあり、05、08年には最優秀ダートホースに選出された。獲得賞金は8億5161万6700円。